初心者必見!ピラティスに最適な服装を解説
ピラティスは、柔軟性や筋力を高めながら身体のバランスを整えるエクササイズで、初心者でも気軽に始められます。
トレーニング中に快適に動くためには、適切な服装を選ぶことが重要です。
伸縮性や通気性に優れたウェアを選ぶと、動きやすくなり、トレーニングの効果も高まります。
本記事では、初心者が避けるべき服装や選び方のコツ、おすすめのブランドなどを詳しく紹介します。
目次
ピラティスに適した服装の特徴
ピラティスは、身体の動きをスムーズにしながらバランスを整えるエクササイズのため、服装選びはとても重要です。
動きやすさを確保し、ケガを防ぎながら快適にトレーニングするためには、適したウェアを選ぶことが大切です。
伸縮性やフィット感、通気性を重視すると、ピラティスをより快適に楽しめます。ここでは、ピラティスに適した服装のポイントを解説します。
素材に伸縮性がある
ピラティスでは身体を大きく伸ばし細かい筋肉を意識した動きが多く含まれます。そのため、伸縮性の高いウェアを選びましょう。
伸縮性のある素材を選ぶことで動作がスムーズになり、フォームを維持しながら、トレーニングに集中できます。
特にポリエステルやポリウレタンが混ざった素材は伸びがよく、あらゆるポーズに対応しやすいのでおすすめです。
反対に、硬めの生地を選んでしまうと動きにくくなり、十分なパフォーマンスを発揮できなくなる可能性があるでしょう。
ほどよいフィット感がある
ピラティスの動作は、関節の位置や骨盤の角度を意識するのが重要です。
そのため、身体に適度にフィットするウェアを選ぶことで、自分の動きを正しく確認できます。
ピッタリとしたウェアはインストラクターの指導を受けるときに役立ち、フォームのズレを指摘してもらいやすくなります。
また、オーバーサイズの服は動きを妨げるだけでなく、マシンピラティスでは布地がマシンに引っかかるリスクがあるため、避けた方が良いでしょう。
適度にフィットし、締め付けが強すぎない、快適に呼吸しやすいものを選びましょう。
通気性が良い
ピラティスは激しい運動ではありませんが、じんわりと汗をかくため、通気性の良いウェアを選ぶと快適に動けます。
汗を吸収し、すぐに乾く吸湿速乾性のある素材は、肌のべたつきを防ぎトレーニング中の不快感を軽減します。
ポリエステルやナイロン素材は軽くて通気性が高く、ピラティスウェアとしておすすめです。
暑い時期にはメッシュ加工が施されたウェアを選べば、より快適にトレーニングできるでしょう。
装飾のないシンプルなデザイン
ピラティスウェアは、できるだけ装飾のないシンプルなデザインが理想です。
フードやボタン、リボンが付いていると動作の妨げになり、仰向けやうつ伏せのポーズでは身体に当たって不快に感じることがあります。
また、ジッパーや大きな装飾があると、マットやマシンを傷つける可能性があるため、避けるのが賢明です。
スポーツウェアブランドやヨガウェアブランドのアイテムは、装飾が少なく、ピラティス向けであると言えます。
ピラティス初心者が避けるべき服装
ピラティス初心者は、まずオーバーサイズの服を避けましょう。
ゆったりしすぎていると関節の位置や身体の動きが確認しづらく、正しいフォームを維持するのが難しくなります。
インストラクターの指導を受ける際に、姿勢を確認しにくくなり、トレーニングの効果が下がる可能性があります。
また、マシンピラティスでは布がマシンに引っかかるリスクがあり、事故につながる危険性もあるため、適度にフィットしたウェアを選びましょう。
フードやジッパー、ボタン、リボンなどの装飾が付いたウェアは避けましょう。
仰向けやうつ伏せのポーズでは、フードや装飾が邪魔になり、快適に動けなくなります。
また、マットやマシンの上で寝転んだ際にボタンやジッパーが身体に当たると、痛みを感じることもあるため、シンプルなデザインのウェアを選ぶのが理想です。
ヨガウェアを代用するときの注意点
ヨガウェアを代用することは可能ですが、裾が広がっているフレアパンツはピラティスには適していません。
ピラティスは足を大きく動かすトレーニングが多いため、裾が広がっているとマットやマシンに絡まりやすく、転倒のリスクを高めてしまいます。
特にマシンピラティスでは、ストラップやバーに布が挟まり、思わぬケガをする可能性があります。フィット感のあるボトムスを選ぶようにしてください。
ピラティス初心者が服装を選ぶ際のコツ
ピラティスを快適にするには、適切な服装選びが欠かせません。
動きやすさを確保しながらも、身体にフィットするウェアを選ぶことで、正しいフォームを維持しやすくなります。
また、衣類の素材やデザインによっては、運動中にずれたり引っかかったりして、思わぬケガにつながることがあります。
そのため、ピラティス初心者の方はトップスやボトムス、アンダーウェア、靴下、防寒対策など、それぞれのポイントを押さえながら服装を選びましょう。
トップス
ピラティスのトップスは、適度にフィットするものを選ぶと良いでしょう。
オーバーサイズの服は、腕や肩の動きを妨げ、ポーズを取る際にめくれやすく、動きにくくなります。
特に胸元やお腹周りに適度なフィット感があると、ウェアがずれにくく、エクササイズに集中しやすいでしょう。
また、インストラクターの指導を受けるときも、身体の動きが分かりやすいため、適切なフォームを保ちやすくなります。
袖の長さに関しては半袖やタンクトップが一般的ですが、冬場は薄手の長袖を重ね着することで快適にトレーニングできます。
アンダーウェア
ピラティスでは、仰向けやうつ伏せの姿勢を取ることが多いため、アンダーウェアの選び方も大切です。
女性は、ワイヤー入りのブラジャーや背中にホックがあるタイプを避けましょう。身体に当たって痛みを感じることがあります。
スポーツブラやカップ付きのウェアを選ぶと、動きやすく快適に過ごせるでしょう。
サポート力のあるタイプを選ぶことで、運動中の揺れを抑え、姿勢を安定させる効果も期待できます。
男性も、吸湿速乾性が高く、伸縮性に優れたスポーツ用アンダーウェアを選ぶと、汗の不快感を軽減しながら快適に運動できます。
ボトムス
ピラティスでは、脚を大きく動かす運動が多いため、ボトムスは動きを妨げないものを選びましょう。
特にレギンスやフィットネスパンツは、身体のラインを確認しやすく、姿勢や動きを正確に把握しやすいためおすすめです。
丈はフルレングスや7分丈がよく、短すぎるショートパンツは動作中にめくれてしまうことや、マットとの摩擦が生じることがあるため注意してください。
ショートパンツを履く場合はレギンスの上に重ねると安心です。
また、裾の広がったフレアパンツは足の動きを妨げ、マシンに引っかかるリスクがあるため、避けましょう。
靴下
ピラティスは基本的に裸足で行いますが、滑りやすい床や足の冷えが気になる場合は、滑り止め付きのピラティス用靴下を履くとよいでしょう。
指が分かれているタイプの靴下はグリップ力が高く、安定した動作をしやすくなります。
冬場は防寒対策としても役立ち、冷えからくる筋肉のこわばりを防ぐ効果も期待できます。
ただし、滑りやすい一般的な靴下を履いてしまうと、バランスを崩しやすくなり、ケガの原因になるため注意しましょう。
防寒対策
冬場のピラティスレッスンでは、室温が低く感じることがあるため、防寒対策も忘れずに行いましょう。
レッスン前後の体温調整のために、薄手の長袖や羽織ものを用意しておくと安心です。
ただし、ファスナーやフードが付いた上着は動作の妨げになるため、できるだけ装飾のないシンプルなデザインのものを選びましょう。
レッグウォーマーやアームウォーマーを使うと、身体を温めながら柔軟性を維持しやすくなります。
トレーニング中に身体が温まったら、簡単に脱ぎ着できるアイテムを選べば快適にエクササイズを続けられます。
ピラティス初心者におすすめのブランド
ピラティスを始める際は、動きやすく快適なウェアを選ぶことが大切です。
初心者は、手頃な価格で機能性に優れたブランドを選ぶとよいでしょう。
デザインにこだわりたい場合は、スタイリッシュなウェアを扱うブランドを選ぶのもよいでしょう。
ここでは、コストパフォーマンスや機能性を重視したブランドと、デザイン性の高いブランドをそれぞれ紹介します。
ユニクロ
ユニクロは、手頃な価格で高機能なスポーツウェアを提供しているブランドです。
エアリズム素材のアイテムは吸湿速乾性に優れ、汗をかいても快適に過ごせます。
ストレッチ性も高く、ピラティスの動きにしっかり対応できるのも魅力。
シンプルなデザインが多く、他のウェアとも組み合わせやすいため、初心者の方にもおすすめです。
価格帯は1,000~3,000円程度で、全国の店舗や公式オンラインショップで購入できます。
GU
GUは、リーズナブルな価格でトレンドを取り入れたスポーツウェアを展開しています。
GU ACTIVEシリーズは、ストレッチ性が高く、動きやすい設計のため、ピラティス初心者にも適しています。
シンプルなデザインが多いため、コーディネートしやすく、初めてのピラティスウェアとして選びやすいのが特徴です。
価格帯は1,000~2,000円程度で、全国の店舗やオンラインストアで購入できます。
アディダス
アディダスは、スポーツブランドの中でも機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアが豊富です。
クライマライト素材を使用したアイテムは、汗を素早く吸収し、快適にエクササイズを続けられます。
シンプルなデザインからスポーティなスタイルまで幅広く展開されており、ピラティス初心者でも選びやすいのが特徴です。
価格帯は約4,000〜8,000円で、直営店やスポーツ用品店、公式オンラインショップで購入できます。
ナイキ
ナイキは、機能性を重視したスポーツウェアを多数展開しています。
ドライフィット素材を採用したウェアは、汗を素早く吸収し、運動中も快適な状態をキープしてくれます。
シンプルでスタイリッシュなデザインが多く、ピラティスウェアとしても非常に優秀。
初心者の方でも快適に動けるアイテムが揃っており、トータルコーディネートもしやすいのが特徴です。
価格帯は約4,000〜10,000円で、直営店やスポーツ用品店、公式オンラインショップで購入可能です。
XEXYMIX(ゼクシィミックス)
韓国発のブランドXEXYMIXは、スタイリッシュで高品質なフィットネスウェアを展開しています。
特にヨガやピラティス向けのウェアが豊富で、多彩なカラー展開が魅力です。
トレンドを取り入れたデザインが多く、おしゃれにこだわりたい方にぴったりのブランドです。
価格帯は約3,000〜10,000円で、公式オンラインショップや楽天市場で購入できます。
mulawear(ミュラウェア)
mulawearは、洗練されたデザインと高機能素材を組み合わせたフィットネスウェアを提供しているブランドです。
女性らしいシルエットのウェアが豊富で、スタイリッシュなデザインが特徴です。
滑らかな肌触りとフィット感のあるレギンスは、ピラティス初心者にもおすすめです。
価格帯は約4,000〜10,000円で、公式オンラインショップやセレクトショップで購入できます。
アンダール
アンダールは、シンプルでエレガントなデザインのピラティスウェアを提供している韓国のブランドです。
肌触りが良く、高いフィット感と耐久性があるため、長時間のレッスンでも快適に過ごせるでしょう。
特にハイウエストのレギンスは、お腹周りをしっかりサポートしながら、美しいシルエットを作ることができるため、多くの女性に支持されています。
価格帯は約4,000〜12,000円で、公式オンラインショップで購入可能です。
Lululemon(ルルレモン)
Lululemonは、1998年にカナダのバンクーバーで創業されたブランドで、高品質なスポーツウェアを提供しています。
ヨガやピラティス向けのウェアが豊富で、柔軟性が高く動きやすい設計が特徴。
ストレッチ性のある生地は、身体にフィットしながらも窮屈さを感じさせず、快適にエクササイズできます。
また、耐久性も高く、長期間使用しても型崩れしにくいのも魅力。
価格帯は約6,000〜15,000円で、東京・大阪・名古屋の店舗や公式オンラインストアで購入可能です。
aloyoga(アローヨガ)
aloyogaは、2007年にロサンゼルスで誕生したブランドで、スタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えたスポーツウェアを展開しています。
セレブリティやインストラクターにも愛用者が多く、トレンドを取り入れた洗練されたデザインが魅力です。
特にハイウエストレギンスやクロップド丈のトップスが人気で、動きやすさとファッション性が両立しているブランドです。
日本国内には直営店がありませんが、一部のセレクトショップや公式オンラインストアで購入可能です。価格帯は約5,000〜15,000円です。
chacott(チャコット)
chacottは、日本のダンスウェアブランドとして知られていますが、ヨガやピラティス向けのウェアも展開しています。
しなやかな素材と美しいシルエットが特徴で、特にバレエを取り入れたエクササイズを行う方に人気があります。
伸縮性が高く、肌触りの良い生地を使用しているため、動きやすさと快適さを兼ね備えています。
フェミニンなデザインが多く、上品な雰囲気のウェアを探している方におすすめ。
価格帯は約5,000〜12,000円で、全国の直営店や公式オンラインショップで購入できます。
julier(ジュリエ)
julierは、ナチュラルでシンプルなデザインが特徴の日本のブランドです。
女性らしいシルエットを意識したウェアが多く、デザイン性と機能性を兼ね備えています。
生地にはオーガニックコットンや環境に配慮した素材が使用されており、着心地の良さにもこだわっています。
柔らかいカラー展開が多く、リラックスした雰囲気の中でピラティスを楽しみたい方にぴったりでしょう。
価格帯は約6,000〜14,000円で、公式オンラインストアやセレクトショップで購入できます。
emmiyoga(エミヨガ)
emmiyogaは、日本のヨガ・ピラティスウェアブランドで、フェミニンなデザインが特徴です。
シンプルでありながらも女性らしさを引き立てるアイテムが揃っており、ワンピースやトップスとレギンスのセットアップなど、普段着としても着用しやすいデザインが人気。
特に淡い色合いやウエストラインを美しく見せるシルエットが好評で、ピラティスのレッスン後にそのまま外出できるウェアを探している方におすすめです。
価格帯は約6,000〜13,000円で、直営店や公式オンラインショップで購入可能です。
ピラティスを行う際の髪型
ピラティスではさまざまな姿勢を取るため、髪型にも工夫が必要です。
髪の毛が長い方は、うつ伏せのポーズを取るときに髪が顔にかかってしまい、集中しづらいかもしれません。
また、仰向けになる動作も多いため、高い位置で結ぶポニーテールでは頭が安定せず違和感を覚えることもあるでしょう。
そこで快適に動けるよう、低めの位置でまとめる、サイドに流して結ぶのがおすすめです。
また、ピラティスでは前かがみになるポーズや、顔を下に向ける動きもあるため、前髪が長い方は顔にかからないように工夫すると良いでしょう。
ヘアピンやヘアバンドを使い、すっきりとまとめることで、トレーニング中も視界を確保しやすくなります。
結び目の位置やヘアアクセサリーの種類によっては、マットやマシンに当たって痛みを感じるため、シンプルなヘアゴムを使うのが理想的です。
ピラティスを行う際に用意すべき持ち物
ピラティスのレッスンを快適に楽しむには、必要な持ち物を把握しておきましょう。順番に紹介していきます。
飲み物
ピラティスでは、ゆっくりとした動きでも代謝が上がり、汗をかくことがあります。
水分補給が不十分だと脱水につながるため、レッスン中もこまめに飲めるように水や麦茶、糖分控えめのスポーツドリンクを用意しましょう。
スタジオによってはウォーターサーバーがある場合もあるので、利用できるか確認してみてください。
タオル
汗を拭くためのタオルも必需品です。汗をそのままにしておくと、マットが滑りやすくなったり、身体が冷えたりする原因になります。
特に汗をかきやすい方は、吸水性の高いタオルを準備し、こまめに拭くようにしましょう。
着替え
レッスン後は、汗をかいたまま帰宅すると身体が冷えてしまいます。
快適に過ごすためにも、乾いたシャツやボトムスを持参し、着替えてから帰ると良いでしょう。
特に冬場は、冷えを防ぐために軽めの羽織ものを用意しておくのもおすすめです。
メイク道具
ピラティス中は汗をかくため、メイクが崩れることがあります。
レッスン後に予定がある場合は、化粧直し用のアイテムを持参すると安心です。
ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使用すると、汗でメイクが落ちにくくなります。
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今回の記事では、ピラティスに最適な服装の選び方について詳しく解説しました。
伸縮性や通気性に優れた服装を選ぶことで、快適にトレーニングを続けられます。
初心者の方はピラティス向けのブランドも参考にしながら、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
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監修者

山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。