マシンピラティスで反り腰の悩みを解消できる?必要な期間も紹介
マシンピラティスは、専用のマシンを使って行うエクササイズです。反り腰を改善する効果が期待でき、正しい呼吸を促し、腰痛や下っ腹の出っ張りを防ぎます。改善するまでの期間は個人差がありますが、定期的なトレーニングが大切でしょう。
この記事では、反り腰改善のためのマシンピラティスの効果と、必要な期間について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
マシンピラティスで反り腰を改善できる?
マシンピラティスは、専用の機器を使用したエクササイズで、反り腰の改善に効果的です。これにはいくつかの理由があります。
体の使い方を再学習するための効果的な手段
姿勢は、日常生活の環境や体の使い方によって自然に形成されるものです。しかし、悪い姿勢が癖になると、それを改善するためには正しい体の使い方を再学習する必要があります。
マシンピラティスは、体の動きをサポートしながら正確な動きを練習することで、正しい体の使い方を身につけられるのです。これにより、反り腰や猫背などの不良姿勢を効果的に改善できます。
軽い負荷でのトレーニングが姿勢改善に有効
姿勢改善には、体の動きを再学習するだけでなく、軽い力でその動きを制御する練習が必要です。ダンベルや重りを使ったトレーニングでは難しい「力まずに体を制御する」練習が、マシンピラティスでは可能なのです。
マシンが体の重さをサポートしつつ、正しい動きを繰り返し練習することで、自然に正しい姿勢が身につきます。これにより、腰痛や下っ腹の出っ張りを防ぐ効果も期待できるでしょう。
反り腰が引き起こすリスク
反り腰は、見た目の問題だけでなく、さまざまな健康リスクを引き起こします。その影響は体の多くの部分に及び、日常生活に支障をきたすこともあるでしょう。
ここでは、反り腰が引き起こす具体的なリスクについて詳しく解説します。
- 呼吸が正しくできなくなる
- 腰を痛める
- 下っ腹が出てしまう
順番に見ていきましょう。
呼吸が正しくできなくなる
反り腰になると、肋骨が開いた状態(リブフレア)になり、呼吸が浅くなる傾向があります。特に、息を完全に吐き出すことが難しくなり、努力性呼吸と呼ばれる状態になってしまいます。
この状態では、呼吸のたびに腰を反らせたり肩をすくめたりするため、腰痛や肩こりが生じやすくなるでしょう。ピラティスでは、正しい呼吸方法を学びやすい環境を整え、背中を丸める動作を取り入れることで、呼吸をスムーズに行うためのエクササイズを提供してくれます。
腰を痛める
反り腰は、腰痛の大きな原因の一つです。反り腰により、腰部の筋肉や関節に過度な負担がかかり、筋肉のアンバランスや姿勢の崩れが生じます。これが慢性的な腰痛を引き起こす要因なのです。
マシンピラティスでは、個々の姿勢と動きを評価し、腰痛の原因を特定して、改善に向けたエクササイズを行います。多くの事例で、ピラティスを通じて腰痛が緩和された実績があります。
関連記事:マシンピラティスが腰痛の改善に効果がある理由とは?悪化するリスクはある?
下っ腹が出てしまう
反り腰は、腹部の筋肉、特に腹斜筋の機能低下を招き、下っ腹に脂肪がたまりやすくなります。腹斜筋が伸びきった状態になると、腹部が正しく機能せず、見た目にも悪影響を及ぼすでしょう。
マシンピラティスでは、腹斜筋を活性化するエクササイズを行い、骨盤をニュートラルポジションに戻すことで、腹部の筋肉を効果的に働かせられるのです。これにより、立っているときに自然に腹斜筋が働くようになり、下っ腹の改善が期待できます。
マシンピラティスで反り腰が改善するまでにかかる期間
反り腰を改善するにはどれくらいの期間がかかるのか、気になる方も多いと思います。
改善期間は、現在の姿勢の状態や意識のもち方、そしてどれだけ継続してトレーニングを実施するかによって異なります。一般的な目安としては、マシンピラティスを毎週継続すれば、おおよそ3ヶ月程度で効果を実感する方が多いです。
マシンピラティスは反り腰やボディメイクにおすすめ
いかがでしたでしょうか?マシンピラティスでの反り腰改善についておわかりいただけたかと思います。
反り腰を改善するためには、定期的なトレーニングが重要。正しい姿勢や呼吸を意識することで、腰痛や下っ腹の出っ張りを防ぐ効果が期待できます。
マシンピラティススタジオ「スターピラティス」を運営しており、効果的なボディメイクが可能です。初心者の方でも、専門マシンのサポートによって無理なく実践できますので、ぜひご利用ください。
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監修者
山中 隆博
SDフィットネス
パーソナルトレーナー
山中 隆博
SDフィットネス パーソナルトレーナー
<資格>
- 日本ダイエット検定1級
- プロテインマイスター
- フィットネスマネジメント検定2級、1級学科
<略歴>
大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。