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生理中にマシンピラティスのレッスンを受けても大丈夫?

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マシンピラティスは、専用のマシンを使って実践するピラティスエクササイズです。女性は生理中にレッスンを受けても大丈夫か、気になる方も多いでしょう。

この記事では、生理中にマシンピラティスを受けるメリットや、快適にエクササイズするためのウェア選びのコツ、注意点について詳しく解説します。

生理中でもマシンピラティスを楽しむためのポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

生理中にマシンピラティスのレッスンを受けられる?

多くの女性がエクササイズを始めるときに生理の日を気にすると思います。生理中に運動を控えるべきというイメージがありますが、月に数日続く生理期間中にエクササイズを休むのは、もったいないと感じることもあるでしょう。

しかし、ピラティスのようなゆるやかなエクササイズであれば、体調に合わせて無理なく実践するのはOKです。ゆったりとした動きが主体のため、体調に合わせて無理なく続けられるでしょう。

また、生理中の運動でもっとも気になるのが、激しい動きによる経血漏れや生理痛の悪化。ピラティスは負荷量を自分で調整しやすいエクササイズで、自分の体調に合わせて運動を楽しめるほか、生理痛の悪化も防げるのです。

生理中にマシンピラティスのレッスンを受けるメリット

マシンピラティスは、女性の心と体に多くのメリットをもたらします。

  • 血行が促進されて生理痛が和らぐ
  • 自律神経が整う
  • 骨盤底筋を鍛えて経血漏れを予防できる
  • 気分がリフレッシュできる

生理中でも安心して実践できるため、体調を整えるのに役立ちます。ここでは、生理中にマシンピラティスを受ける4つのメリットについて詳しく解説します。

メリット①血行が促進されて生理痛が和らぐ

生理中のエクササイズで心配されるのが、激しい動きによる経血漏れですが、マシンピラティスはゆったりとした動きが基本のため、その心配が少ないのです。

むしろ、インナーマッスルを中心に全身を動かすことで血行が促進され、生理痛の原因となる筋肉の緊張を和らげる効果が期待できるでしょう。深い胸式呼吸を取り入れると、背骨や骨盤を正しく使えて体全体のバランスが整います。

そのため、生理痛の緩和が期待できるのです。

メリット②自律神経が整う

マシンピラティスのエクササイズには、自律神経を整える効果も期待できます。胸式呼吸や背骨を意識した動きは、交感神経を活発にし、脳と体をつなぐ神経を活性化させます。

正しい呼吸法により、心肺機能や循環器系の働きが高まり、自律神経が整うのです。これにより、内臓や神経、筋肉など全身の機能が活性化され、全体的に体調が良くなるのです。

メリット③骨盤底筋を鍛えて経血漏れを予防できる

マシンピラティスは、骨盤底筋を強化するのに効果的です。骨盤底筋は、経血の排出をコントロールする筋肉であり、筋肉を鍛えることで経血漏れを予防できます。

胸式呼吸を取り入れると、横隔膜や腹横筋、骨盤底筋をしっかりと動かし、内臓の細胞を活性化させられるのです。これにより、生理中でも安心して過ごせるようになるでしょう。

メリット④気分がリフレッシュできる

ピラティスには、気分をリフレッシュさせる効果もあります。エクササイズすることで分泌されるセロトニンは、精神の安定や幸福感に深く関わっています。

生理中はホルモンバランスの乱れによって、情緒不安定になることが多いですが、ピラティスのエクササイズでセロトニンが分泌され、気分が落ち着いたり、明るくなったりします。

これにより、メンタルの安定を図れるのです。

生理中でもマシンピラティスを快適に行うためのウェア選びのコツ

生理中にマシンピラティスを快適にするためには、適切なウェア選びが重要です。

  • 身体を冷やさないアイテムをプラスする
  • 普段よりもゆったりとしたウェアを選ぶ
  • ブラックやダークグレーのレギンスを着用する

経血漏れや冷えなど、生理中特有の問題を考慮しながら、自分の体に合ったウェアを選びましょう。以下のポイントを参考にしてください。

関連記事:ピラティスウェアの選び方と押さえておきたい体型カバーのポイント

コツ①身体を冷やさないアイテムをプラスする

生理中は体を冷やさないようにしましょう。ピラティスのウェアは一般的に薄手でフィット感のあるものが多いため、レッスン中に体が冷えてしまう場合もあります。

レッグウォーマーや腹巻き、五本指靴下などのアイテムをプラスして、体温を保つ工夫をしましょう。特に足先やお腹を温めることで、生理痛の悪化を防げます。

また、レッスン後は速やかに汗を拭き取り、冷えないよう注意しましょう。

コツ②普段よりもゆったりとしたウェアを選ぶ

生理中は体がむくみやすく、締め付けの強いウェアが血行不良を引き起こし、生理痛を悪化させる可能性もあります。特にアンダーバストがきついブラトップや腰回りを締め付けるレギンスは避けましょう。

手持ちのウェアの中で、サイズに余裕のあるものや、ゆったりとしたデザインのものを選ぶと快適です。体の動きや呼吸を妨げず、リラックスしてエクササイズに取り組めるでしょう。

コツ③ブラックやダークグレーのレギンスを着用する

ピラティスのエクササイズでは、頭より骨盤の位置が高くなる体勢になる場合も多いです。エクササイズ中に万が一経血が漏れてしまったときに備えて、黒やダークグレーなど濃い色のレギンスを選ぶと良いでしょう。

これにより、経血漏れが目立ちにくくなります。さらに、サニタリーショーツのラインが気になる場合は、レギンスの上にショートパンツを重ねたり、長めのトップスでカバーすることもおすすめ。

冷えを防ぐ効果も期待できます。

生理中にマシンピラティスのレッスンを受ける際の注意点

生理中にマシンピラティスをするなら、以下の注意点を押さえてください。

  • 無理のない範囲で参加する
  • 普違和感があったらすぐに中断する

ここでは、生理中のマシンピラティスで注意すべき点について解説します。

無理のない範囲で参加する

一番意識すべきは、自分の体調に合わせて無理をしないこと。ピラティスは負荷量を自分で調整できるエクササイズですが、生理中は普段よりも体が敏感で疲れやすい状態です。

普段と同じように動きたくなるかもしれませんが、体調に合わせてペースを落とし、軽い運動にとどめることが大切。会話ができる程度の強度でエクササイズすると良いでしょう。

違和感があったらすぐに中断する

生理中は体調が変わりやすく、普段と同じように動けない場合もあります。エクササイズ中に少しでも違和感を感じたら、すぐに中断しましょう。

特に痛みや気分の悪さを感じた場合は、無理をせずに休憩を取りましょう。めまいや立ちくらみなどの症状が現れた場合も、すぐにレッスンを中断し、呼吸を整えてください。

無理に続けると転倒や怪我のリスクが高まります。

生理中のマシンピラティスは無理のない範囲で

いかがでしたでしょうか?生理中のマシンピラティスは大丈夫なのか、おわかりいただけたかと思います。

生理中でも適切なウェア選びや無理のない範囲ですることで、快適にレッスンを受けられます。血行促進や自律神経の整えなど、生理中にも多くのメリットをもたらすのがマシンピラティスです。

SDフィットネスでは、マシンピラティススタジオ「スターピラティス」を運営しており、専門のインストラクターがサポートします。初心者の方でも安心してマシンピラティスを実践できますので、ぜひお試しください。

 

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監修者

監修者の写真

山中 隆博

SDフィットネス
パーソナルトレーナー

山中 隆博

SDフィットネス パーソナルトレーナー

<資格>

  • 日本ダイエット検定1級
  • プロテインマイスター
  • フィットネスマネジメント検定2級、1級学科

<略歴>

大学を卒業後、インストラクターとして大手スポーツクラブへ入社し、300名以上のパーソナルトレーニングを経験。その後、専門学校の非常勤講師やキッズミュージカル劇団総監督を経て、当社に入社。現在はSDフィットネスの統括責任者を担当する傍ら、業界セミナー等にも登壇している。